これだけはやったほうがいい5ステップ!美容師の転職活動のスケジュール | SALON SEA

これだけはやったほうがいい5ステップ!美容師の転職活動のスケジュール

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キャリアアップのため、地元に戻るため、育児からの復帰など様々な理由で転職活動を考えている美容師の方がいらっしゃると思います。ただ、転職活動をどうやって勧めていけばいいのか、どこのサロンに応募すればいいのかなど悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。

ここでは、美容師の方が転職活動をするにあたってのポイントをご紹介させていただきます。今回は応募編ということで、転職をしたいと思ってから応募するまでのポイントを解説します!

美容師の転職活動のスケジュール

どのサロンに応募するか考える前に、まずは転職活動のスケジュールについて理解しましょう。転職活動に必要なステップや応募から内定、実際に働くまでのスケジュールを把握しておくことが転職成功の第一歩です。

自己分析

まずは、なぜ転職をしようと思ったのか冷静に自己分析をしてみましょう。
サロンでの人付き合いや給料など様々な理由があるかと思いますが、その場の流れに任せるのではなく、一度落ち着いて転職理由について見つめ直すことが必要です。自己分析をしっかりと行うことで、そもそも転職が必要なのかどうかという前提部分はもちろん、なぜ転職が必要なのかという点を明確化することでサロン選定や面接時の志望動機に役立たせることができます。

サロン研究

転職の理由が明確になったら、次にどこで働きたいのかをリサーチしてみましょう。
まずは、インターネットで
リジョブリクエストQJなどの求人サイトやホットペッパービューティーなどの集客サイトで情報を収集し、働いてみたいサロンの情報を収集します。
ここで終わってしまうと、実際に働くとなった際にミスマッチが発生したり、そもそも志望動機が不十分で採用されなかったりという事態になりかねません。必ず店舗見学や実際にお店に行くということをしてみましょう。また、実際に働いている美容師の方やその店舗に限らず転職した知人の美容師の方に話を聞いてみるのも良いサロン研究になります。

応募

行きたいサロンが固まったらいよいよ応募です。
応募方法には、電話での応募、採用ページからの問い合わせ、求人サービス経由と大きく3つあります。どこから応募しても最終的な採用結果には関係がありませんが、電話で直接応募する場合が一番はやく対応してもらえます。いずれの場合も最終的には電話で面接日などの調整をすることが多いのですが、ここでの対応ですでに不採用が決まってしまう方もいます。夕方や週末などの忙しい時間帯を避ける配慮はもちろん、言葉遣いや話し方、トーンなどの電話での印象も選考基準の一つになります。お客様へ対応する気持ちで、できるだけ丁寧にはっきりと対応することがポイントです。

選考

応募したサロンから選考の案内が来たらいよいよ選考です。
一般的には店長、採用担当者との面接、面接の合間にカットなどを実践してもらう技術チェックの2つのステップがあります。中には、実際に1~3日間働いてもらうサロンワークを選考のステップに含めているサロンもあります。

選考前の準備として必ずやるべきことの1つとして、選考を受けるサロンに沿った志望動機の作成があります。
不採用になる理由の多くが、そのサロンに個別の志望動機を用意できていないというケースです。サロンを知ったきっかけやなぜ今のサロンをやめてこのサロンを選んだのかなど、自分の転職理由との一貫性と応募したサロン個別の志望理由が必要になります。志望理由が雑誌やテレビで見て憧れたから、有名なサロンなので、などの表面的な理由では不採用になる可能性が高いでしょう。実際にお店を利用して、見学をして、◯◯と思ったから志望しましたというような志望動機が理想です。

面接時のポイントとしては、そのサロンにあった対応ができるかどうかです。
例えば、面接時の服装がお店の雰囲気に合っているかどうか、受け答えが丁寧で好感が持てるかどうかという点が重要視されます。カット技術を提供するという側面とともにお客様に満足してもらうための接客技術も求められるということです。

技術チェックについては、面接官が見るポイントは2つです。
1つ目は、カット技術がサロンで提供するものとして最低限のレベルを保てているかどうか。2つ目は、カット時のお客様との対応が適切かどうかです。基本的に、よほど優れた技術を持っている方以外は、最低限そのお店にあった技術レベルを持っていれば不適格になることはありません。そのうえで、先ほどあった面接時の印象やカット時のお客様への対応が重要になってきます。カット技術がどれだけ優れていても、対応がいまいちだとお客様がついてきません。技術そのものよりも施術全体の完成度を見られていると思ってください。

(現サロンの)退職手続き

無事選考に合格して内定をもらうと、いよいよ入社準備です。
その前に、今働いているサロンをやめる手続きをしなくてはいけません。ここでこじれてしまうと、同僚や上司との軋轢が生じてしまいその後の関係性が壊れてしまいます。また、入社日の遅延など内定先へも悪影響を及ぼしかねません。できるだけ円満退職ができるよう前もって準備を行うことが大切です。
法律上は2週間前までに退職の申し出をすることが必要となっていますが、引継ぎや後任の方の採用などを考えると理想は2~3か月前、最低でも1か月前には退職を申告したほうが無難です。
スムーズに転職する一番のポイントは、不平不満を理由にして転職しないことです。不平不満を口にしてしまうと、同僚にとってもいい気はしません。前向きな理由でやめるということをはっきり伝え、逆に今後の活躍を応援してもらえるようになれば理想的です。現実は、不平不満がないことは少なく、前向きな理由を伝えても引き留めに合うなど簡単ではありませんが、転職時にこじれる理由の多くが不平不満を理由として同僚や上司との関係が崩れることがあげられるので、慎重に進めてください。

美容師が転職を成功させるには?

今回は美容師の転職活動の準備編ということで、転職活動のスケジュールについて開設させていただきました。転職成功の最大のポイントはこの準備にあるといっても過言ではありません。現サロンで働きながらの転職活動は肉体的にも精神的にもとても大変です。時には、応募したサロンから合格がなかなかもらえずに絶望することがあるかもしれません。そんな時は、なぜ転職をしたいのか、どういう美容師になりたいのか、どういう人生を歩みたいのかという根本に立ち返る必要があります。転職活動の準備段階で、先を見据えて準備を行うことで待ち受けている困難にも立ち向かっていけるはずです。


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