20代で初めての転職! 先輩美容師の体験談からみる転職のポイント2つ | SALON SEA

20代で初めての転職! 先輩美容師の体験談からみる転職のポイント2つ

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20代、特にアシスタントやスタイリストになりたての美容師にとって、本当にこのサロンでよかったのか?このままで将来大丈夫なのだろうか?と不安に思う方も多いのではないでしょうか。

今回は若手の美容師が初めて転職する際のポイントを先輩美容師の失敗談と成功談の2つから、まとめてみました。

転職失敗の理由:十分な準備と時間を転職活動にとることができなかった

Aさん(女性:アシスタント2年目で転職)~介護業界へ転職したものの美容師よりもつらい毎日~※画像はイメージです

「先輩の心無い言葉」が転職のきっかけ

私が美容師をやめようと思ったのは、ちょうどアシスタントとして丸1年がたとうとしていた時でした。

当時働いていたサロンは、そこそこ有名で新卒で入った美容師も私含めて10名いました。教育体制が整っているということで志望して、無事入ることができたのですが、その教育体制が私には合いませんでした。

どのサロンでも、ある程度最初のうちは夜遅くまで練習が続くものだと思いますが、私が勤めていたサロンでは、終電を過ぎても練習を続けることが正しいとされ、終電で帰る新人は先輩からのあたりが強くなるなど、かなり体育会系なサロンでした。

先輩から怒られるのが怖かった私はサロンの近くに家を借りて徒歩で帰れるようにしていました。サロンが渋谷だったため、家賃が高く、少ない給料のほとんどが家賃で消えてしまっていました。

そんな厳しい練習にも何とかついていこうと頑張っていた私でしたが、入った当初10人いた同期が8人、6人と経るにつれ、先輩の私へのあたりがどんどんきつくなっていくことに気づきました。

ある時シャンプーでお客さんの襟に水がかかってしまうことがありました。お客さんにはすぐに謝罪し、許してもらえたのですが、閉店後お客さんの担当の先輩からスタッフ全員に聞こえるような大きな声で「オイA、おまえ美容師向いてないんじゃないのか?」「やめてもらったほうが助かるよ」と言われ、今まで耐えてきた心が一気に崩れてしまいました。

その事件をきっかけに、ほかの同僚とのやり取りもぎくしゃくし、仕事にも身が入らないまま2週間でやめてしまいました。

「十分な時間をかけられなかった」転職活動

美容師が向いていないので、美容師ではなく他業種への転職をしたいと思って、大手の求人サイトに登録しました。追い出されるようにサロンをやめてしまったため、大した準備もできないまま転職活動が始まりました。

練習のために渋谷に住んでいたこともあって、交通の便としては転職活動はしやすかったのですが、貯金もほとんどない中で家賃を払わなければならなかったので、時間をかけて納得した転職活動をすることはできませんでした。

今の職場に決めた理由も求人サイトからのメールがきっかけで、今後成長が見込まれる業界だといわれている点と今よりも給料が少し上がる点が転職を決めたポイントでした。本当はいろんな業種を探したかったのですが、大卒でもない美容師を事務職で雇ってくれる会社もあまりないようで、結局受かったのは応募したその介護事業所だけだったというほうが正しいかもしれません。

「続けていけるか正直不安」転職して失敗だった

介護職へ転職して2年目ですが、続けていけるかどうか厳しいと思っています。

前の職場のように先輩からのいじめまがいの教育はなく、比較的良好な人間関係を築けてはいるのですが、肉体的にも精神的にも厳しいなかで、資格取得に向けた勉強をしなければいけないなど大変です。

シフト制なので、美容師の時みたいに朝早くから終電までということはそこまで多くはないのですが、人手が足りてなく、他のスタッフが欠勤してしまうと夜勤から早番の連続20時間の勤務があったりと、肉体的に厳しい日々を送っています。

肉体的だけならまだいいのですが、介護の現場では急な発作など人の命に係わる場面にも遭遇するため気を抜けず常に張りつめていなければいけません。要介護者の方から心無い言葉をもらうと、なんで頑張っているのにそんなことを言われなけらばいけないんだろうと、落ち込んでしまいます。

それでも、シャンプーの時に喜んでもらえたりすると美容師の時のスキルが少しは役に立ってるなと嬉しくなります。これがあるので続けていられているような状況です。

転職成功の理由:自己分析をしっかり行いフリーランスという道を選択できた

Bさん(女性:スタイリスト4年目で転職)~フリーランスとして自分のやりたいように働けている~※画像はイメージです

「オーナーとの軋轢」が転職のきっかけ

転職のきっかけは人間関係と給料の低さです。

そこそこ有名なサロンで、そこで働けているという自負や同僚と切磋琢磨しあう環境はとても刺激的でしたし、まだまだ学べる部分もあるかもしれないと思っていましたが、給料の低さと人間関係の悪化で転職を考え始めました。

実は、転職する1か月前に同期と先輩スタイリストが2名、立て続けにやめるという事態が発生しまして、先輩の独立に同期がついていったという形なのですが、なぜか全く関係がない私まで「Bはサロンを裏切ってやめるみたいだ」みたいな噂が立って、オーナーから詰め寄られてしまったんです。

主力のスタイリスト2名に抜けられてオーナーも大変だったのでしょうが、何も知らない私まで「恩を仇で返すのか」や「やめたいのならやめてしまえ」のような罵声を浴びせられまして、なんか一気に熱が冷めてしまったんですね。

もともと、給料がなかなか上がらず不満もあったので、その場はやり過ごしながらもすぐに転職活動を開始しました。

「立ち止まって美容師人生を振り返ることができた」転職活動

働きながらの転職活動となることはわかっていたので、自分が何をしたいのかという点をしっかり考えたうえでサロンを探したいと思いました。

スタイリストとして4年目の年で、ある程度お客さんもついてきて仕事が面白くなってきたときだったので、できるだけ今のお客さんとの関係を崩さずに次のサロンを探せないかなと考えていました。あと、人間関係で嫌な思いをするのはもう嫌だとも思っていたのでできるだけ自由に働ける環境も条件でした。

いろいろと情報収集を進めているとフリーランスとして働くという選択肢に気づき、業務委託サロンと面貸しの両方で働く今の形にたどり着きました。

「自分の理想の働き方ができている」転職して成功だった

転職してみて思ったことは、フリーランスとして働くのは結構大変だということ。
フリーランスになって3年目だけども、いまだに確定申告は面倒だなと思ってしまいます。今までやったことがない事務作業が増えたのがフリーランスになったデメリットかなと思います。

そんなデメリットもあるんですが、それ以上にメリットのほうが大きかったということで転職して成功だったと思ってます。

あまり公に言うことじゃないかもしれませんが、前のサロンでお付き合いさせてもらっていたお客さんには面貸しサロンで今でも個別に施術することができてますし、それだけでは不安だったので業務委託サロンでも週3日で働いています。お客さんとも関係性を継続させながら、給料も大幅に上がったことが大きいですね。

美容師が初めて転職するときのポイント

2人の先輩美容師の方のエピソードを聞く転職時のポイントが見えてきますね。

  • 転職活動には時間をかけて情報収集を行う
  • 将来どうなりたいのか、自己分析をしっかりと行う

どちらも転職活動の準備にかかわるところですが、この転職活動の準備をしっかり行えるかどうかで、その後の成功・失敗が分かれるといっても過言ではありません。

Aさんの場合、転職活動にかける時間をそもそも確保できなかったこと、情報収集をしっかりとしないままにメールからの情報だけで転職先を決めてしまったことが失敗した要因でした。

一方で、Bさんは人間関係が悪化し、働きにくい環境ながらも、しっかりと時間をかけて転職活動を進めていったことが成功のポイントだったのではないでしょうか。

時間を確保できたからこそ、自己分析をしっかり行い、情報を収集したうえで、他のサロンへの転職ではなくフリーランスという道を選ぶことができたのでしょう。転職する際の自己分析がしっかりしていると、転職後の納得感も増すことができるはずです。

初めての転職で不安になることが多いでしょうが、しっかりと立ち止まって時間をかけた転職活動を行うことが大切です。


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