統計から見る美容師の転職環境 有効求人倍率は4.5倍!? | SALON SEA

統計から見る美容師の転職環境 有効求人倍率は4.5倍!?

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高い有効求人倍率、採用難など転職者にとってはチャンスと言われる転職市場。美容師にとってもチャンスと言えるのでしょうか?統計情報や各求人サイトなどの情報から検証してみます!

美容師の数は過去最高

平成27年3月末現在の従業美容師数は、49万6,697人で前年より9,061人増加している。また、平成27年度中に新たに美容師免許を取得した者は19,005人であり、前年度より増加している。(衛生行政報告例より。免許登録者数は、(公財)理容師美容師試験研修センター調べ)

全体の美容師人数は過去最高となっていますが、免許の新規取得者が約1万9,000人なのに対して、全体では前年から9,000人からしか増えていないということは、1万人ほどがやめているという現状もあります。新規の美容師登録数を見てみると実は2005年の29,452人から1万人ほど減少していますので、今後全体の人数も減少に向かうかもしれません。

美容室の数も過去最高

平成28年の統計データによると美容室の数は24万3,360と過去最高の水準になっています。全体としては毎年3,000店舗ずつ増えている状況になります。

美容師の数も美容室の数も増えている美容室業界。一見順風満帆な市場に見えますが、転職する際の市場としてはどうなのでしょうか。

高い有効求人倍率で転職環境はGood!

厚生労働省発表の職業別の有効求人倍率を見ると、美容師が含まれる「生活衛生サービス」では4.54倍と全体の約3倍の水準となっています(一般職業紹介状況(平成29年12月分及び平成29年分))。美容室だけの統計ではないですが、かなり高い水準で、転職環境としては売り手となっています。

結局どうなのか?

美容師、美容室の数や有効求人倍率を見ると同じ美容師として転職することを考えると市場環境はとても良好です。勤務時間や給与など待遇面で満足がいかない場合は、有利な市場環境を背景に転職にチャレンジしてみるのもいいかもしれません。


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