美容師から他業種への転職 親和性が高い3業種とは? | SALON SEA

美容師から他業種への転職 親和性が高い3業種とは?

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憧れの職種の1つである美容師。一方で、長時間労働や低賃金など成功するまでには厳しい環境が待ち受けているのも事実です。そんな中、他業種への転職を考えたことがある人は少なくないはずです。はたして美容師から他業種への華麗なる転身は可能なのでしょうか?

転職市場は売り手

ニュースや新聞で現在は人手不足だ!と耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。そうです、現在は未曾有の売り手市場と言われており、求職者(働き先を探している人)にとってはとても有利な市場なんです。

東京労働局が30日発表した2017年の都内の有効求人倍率(原数値)は2.08倍と16年に比べ0.07ポイント上昇した。前年実績を上回るのは7年連続。建設や介護、サービスなど幅広い分野で人手不足を訴える声が強く、16年に続いて2倍を超えた。1973年の2.65倍に次ぐ高水準だ。(日本経済新聞社2018/1/31付

全体的には転職が有利な市場ということはわかりましたが、美容師が他の業種に転職する際にはどうなのでしょうか。

美容師が他業種への転職を考えるに当たってのポイント

専門学校へ通い、国家資格を持つ美容師ですが、他業種への転職となると必ずしも資格が有利になるとは限りません。裏を返すと美容師として働くこと以外のスキルを習得できていないとも言えます。

では、他業種への転職を成功させるためにはどうすれば良いのでしょうか?3つのポイントから見ていきます。

1.すぐに行動する

転職市場が売り手だからといって、すべての人に等しく売り手というわけではありません。

一概には言えませんが、一般的に、20代前半の人と30代後半の人を比べた場合、新しい業種への転職という観点では、年齢が若いほうが有利となります。働きながらの転職活動となると、早くても3ヶ月~半年、長い方は1年以上も続く場合もあります。その間に”若さ”という武器は失われていきますので、転職を思い立ったら、情報収集からでも何でもまずは行動する!ということが重要です。

もちろん、キャリアを重ねることで培った店舗経営やチーム管理などのスキルは転職の際のPRポイントとなりますので、年齢を重ねていても他業種への転職は十分に可能です。

2.親和性が高い業種への転職

転職活動を始めたら、どの業種へ転職をするべきかを考えなければいけません。もちろん、自分のやりたいことが定まっている場合は、志望業種に絞って活動をすべきですが、まだ決まっていないという方は下記を参考にしてみてください

アパレル・ファッション

美容師からアパレル・ファッション業界へ移る例はたくさんあります。撮影等でトレンドのファッションを学ぶ機会も多くあり、同じトレンドを扱う職業として美容師からアパレルへの転職は親和性が高いようです。また、同じ”美”を提供する職業として志望動機が作りやすいというメリットもあります

医療関係

医療関係の仕事というととっつきにくいかもしれませんが、歯科助手や医療事務など資格を必ずしも必要としないような職種もあります。現在、医療機関での人材不足が激しく、未経験からの転職も少なくありません。もちろん、専門用語などの勉強やステップアップのための資格取得など努力は必要になりますので、あらかじめ通信教育などを通じて勉強しておくとスムーズに転職ができるかもしれません。

介護関係

介護職は現在もっとも人手が不足している職種の一つで、実は、他業種からの転職を考える際には、狙い目の職業になります。介護職というと、体力面できつかったり、時には被介護者の下の世話をしなければならないなど汚いというイメージを持っている方も多いかと思います。実際に、夜勤などもあり厳しい一面もありますが、それだけやりがいが大きい仕事とも言えます。

何より、介護需要は今後大きく高まっていくため、業界としての成長可能性が非常に大きいことが魅力です。行政による環境整備など、働き方や給与面での改善も進んでいくことが予想されます。

また、介護職では、資格に応じてケアマネージャーなどキャリアアップを図っていくことも可能なので、将来的には給与面や働き方で現在よりも大幅な改善が期待できます。

3.転職エージェントの活用

転職をすることを決め、目指したい業界もある程度きまったら、転職エージェントに登録することをおすすめします。特に、現職で働きながら転職活動をすすめる方にとってはエージェントサービスは必須といえます。エージェントを活用することで、転職活動へのアドバイスや選考対策、応募管理なども代行してもらうことができます。

ここではおすすめの転職エージェント3社を紹介します!

 マイナビエージェント

 株式会社マイナビの人材紹介サービス「マイナビエージェント」です。

 「はじめての転職」に強いと言われており、一人ひとり丁寧に時間をかけて転職サポートをしてくれます。異業種への転職にも強いので、転職活動をどう続けていけばいいかわからないという方にはおすすめです。

 リクルートエージェント

 言わずと知れたリクルートが運営するエージェントサービスです。

 人材業界での確かなノウハウに基づいたサポートと業界最大規模の求人数が魅力です。転職活動を始めるならとりあえず登録した方がいいサービスの1つです。

 パソナキャリア

 パソナキャリアは、パソナグループが運営する正社員向けの転職エージェントです。

 事務職やサービス職などをはじめ、女性の転職に強いのが特徴です。

 

まずは情報収集からはじめよう!

このままの仕事を続けるにしても、他のサロンへの転職、他業種への転職をするにしても、まずは情報収集を開始しましょう!上記のような転職サービスに登録して専門家からのアドバイスを貰うのはもちろん、知人の美容師の方で同様な経験を持つ方に話を聞くのもいいでしょう。現状を変えたいと思うだけでなく、情報収集でもなんでもいいので、まずは行動してみることが大事です。


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